『第1回ハナノキフェス』-サスティナブルコスメと福祉の繋がり

井浦新さん、水原希子さんもボランティア参加!

私たちの南大隅町で、ハンディキャップも健常者もみんな一緒に楽しめる、まさに凸凹もイイ!と思える、楽しいイベントが10月29日(日)開催されます。

私は、化粧品業界の人間として少し思うことがあります。

それは、昨今、サスティナブルなモノづくりをするブランドや企業、商品がたくさん出てきてとてもイイ世の中になってると感じる中で、商品のその視点が、生分解性素材やリサイクル、アップサイクル素材などの「モノ」に向けられる傾向が多く、意外と「ヒト」にフォーカスしたサスティナブルな視点が少ないのではないかと常日頃感じています。

もちろん、海外の厳しい環境に住む方々に寄り添ったフェアトレードなどもあります。ただ、最も身近な存在のはずなのに、どこかよそよそしく扱ってしまいがちな身障者(私はハンディキャップと呼んでます)にちゃんとフォーカスし、関係性を築いたモノづくりを行なってる商品やブランドがとても少ないと感じてました。

私は、地元にある社会福祉法人「白鳩会」花の木農場の中村理事長の手引きでこの福祉業界のことを少しずつ学び、ハンディキャップの方と私たちのモノづくりを共に行う中で、その類まれなる能力をもっと他の作業にも活かせないか?と常に考える癖がつきました。

私たちがつくる化粧品は、五感を刺激する商品でもあることから、目に見えないエネルギーやプラセボなど、一見科学的でないモノを信じる事もあります。
事実、それらはあながち間違いではなく数値でも表れて結果も伴う事も多々あります。

いつも思うことですが、嫌な気持ちでモノを作れば必ずその「気」はモノに宿り、手に取った人に感動を与えない。 反対に「気」の流れの良い場所やヒトが携わったモノには、手に取ったヒトが何かを感じてハッピーになるのではないかと。
スピリチャルと言ってしまえはそれまでですが… ただ、それだけでは解明できない何かがあると思っています。

いつもウキウキ楽しそうに働いているハンディキャップの皆さんが、私たちのモノづくりに参加している様を見ていると、必ず良い「気」がお客様には伝わるのではないかなと思ってしまいます。

それは、決して労働生産性が高い商品とは言えませんが、あえて言うならば「幸福生産性の高い商品」と言えるかもしれません♪

今回、白鳩会、花の木農場さんの年に一回のお祭りに、私たちとのモノづくりや、南大隅町に深く関わって下さっている、井浦新さん や、水原希子さんもフェスの趣旨に賛同して頂き、とってもありがたい事にボランティア参加をしてくださることになりました!

そしてさらに、私たちのサスティナブルコスメ業界でとっても影響力のある岸 紅子さんまで日本の地の果てまで⁈駆けつけてくださる事になり、何やら楽しそうなトークイベントも始まります。

九州、鹿児島の方はもちろん、ビューティーやサスティナブルなモノづくりに携わる方々にはぜひ遊びに来ていただき、自由奔放な凸凹チームとの共演で、何かを感じてもらえたらとっても嬉しく思います!

最後にご賛同いただきました、井浦新さん、水原希子さん、岸紅子さん、松永英地さん @eichimatsunaga には、改めまして本イベント実行委員として、心から感謝を申し上げます。
ありがとうございます。

そして、当日は凸凹チーム、南大隅町民、ご参加される皆様と心ゆくまで楽しんで頂けましたら幸いです。 どうぞよろしくお願いします。

ハナノキフェス実行委員 黒木靖之