「先生は、いったい何円持ってるの?」
思わず苦笑いしながらも、その純粋で鋭い質問にハッとさせられました。 先日1月28日、地元・南大隅町の根占中学校にて、2年生を対象とした「キャリア教育講演会」の講師を務めてまいりました。
中学生に何を伝えるべきか?
これまで大学生や社会人の方にお話しする機会は何度かありましたが、中学生への講義は私にとって初めての挑戦。経済や社会との接点がまだ少ない彼らに、いつも通りの「化粧品づくりの話」をしても、きっと遠い世界の話に聞こえてしまうはず……。
悩んだ末、私がテーマに選んだのは、親も先生もあまり語りたがらない「お金の正体」でした。
リアルな失敗談から伝える「価値」
講義では、お金の成り立ちや本質的な価値について、そして私自身の「失敗事例」を包み隠さずお話ししました。
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なぜ、お金と真剣に向き合うことが必要なのか
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AIが当たり前になる時代に、必要とされる人間になるためには?
「きれいごと」ではない実社会のリアルな手触りを、50分間という限られた時間の中で精一杯伝えました。
驚くべき「AIネイティブ」の出現
特に驚かされたのは、生徒たちのデジタル感度です。アンケートの結果、なんと9割の生徒がすでにChatGPTやCanvaに触れているという事実が判明しました。
まさに「AIネイティブ」世代。彼らにとってAIは特別な道具ではなく、すでに生活の一部。
自分の時代と比較して、正直その進化の早さに「末恐ろしさ」さえ感じたほどです。
講演を終えて
振り返りシートには、「どうして化粧品の会社をやってるの?」といった、私の原点を問い直してくれるような純粋な質問が溢れていました。
これからAIを当たり前のように味方につけて生きていく子供たち。
彼らが変化の激しい時代を力強く生き抜き、より良い人生を歩んでいくためのヒントとして、今回の話が少しでも役に立てばこれほど嬉しいことはありません。
根占中学校の皆さん、真っ直ぐな瞳をありがとうございました!

