NHK鹿児島「情報WAVEかごしま」の放映について


5月11日、NHK鹿児島放送局にて「限界集落でビジネス」というテーマで私達の会社が放映されました。

私達の工場は南大隅町の「オロ地区」という場所ですが、集落の全人口の50%以上が65歳以上の住民が住んでいることから「限界集落」と呼ばれているそうです。
とても寂しい響きですが、テレビでもお話しましたとおり、この地区一体は田畑や原生林を控え眼下に錦江湾を望める「ナチュラル化粧品」をつくる上では最高のローケーションです。
植物や農作物は豊富にあるし、空気や水もきれいです。
「限界」どころか「可能性に満ちている」集落です。

放送は約3分ほどに纏められていましたが、個人的にお伝えしたいことは以下の通りです。
①大自然の静かな環境の中でモノづくりに集中できる点。
②都会でのビジネス同様ネットが使える環境においては、僻地にいても情報収集や発信が可能である点。
③インフラコストが安く、特に創業、起業時はメリットが大きい。
④モノづくり現場を体験できる「着地型観光」メニューの提案により他地域との差別化が図れる。
⑤化粧品原材料の調達コストが格段に安く安定的に調達できる。

課題としてあげられる点は、
①従業員の確保が困難である点。
②営業の拠点が他地域で必要になる場合もある。
③物流インフラにやや難がある。

以上の点を中心に取材にお答え致しました。
「限界集落」という単語が死語になるよう、まずは自身の会社から発展させるべきだと強く感じております。