錦江湾高校・鹿児島大学農学部とのセッション

11月6日(土)

錦江湾高校サイエンスリサーチ化学班12名と鹿児島大学農学部の4名の学生さんが来社されました。

「地域の植物から化粧品の開発」というテーマで、私達の取り組みについてお話したり、高校生による地域課題を解決する化粧品原料の開発というテーマのプレゼンを受けました。

今回の発表は、「孟宗竹(モウソウチク)」を活用したスキンケア原料の開発について、高校生とは思えないほどの探究心と、着眼点でプレゼンされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

詳細はまだ研究中なのでここでお話することはできませんが、地域の厄介者の孟宗竹からスキンケア原料ができることから化粧品業界で最も必要とされている分野の原料が生まれることは間違いないと感じた次第です。

正直、最近全ての新商品、新原料がつくテーマの勉強会で、「サスティナブルな取り組み」が欠落したプレゼンテーマは殆ど見なくなりました。

新商品の提案でも必ず「バイオマスプラ」の選択や、ガラス、アルミへの置き換えが可能であるかを常に調査し、立案しないとほとんど土俵にすら上がれない環境になりつつあること感じています。

最近の高校生、大学生の研究、開発のテーマでは彼らが気負わず、当たり前のようにSDGsの視点を取り入れた行動になっていることに世代間ギャップを感じることが多くなりました。

彼ら若い世代が「肩の力が抜けた感じでサスティナブルなテーマに取り組む」姿勢は、これからの日本を背負う若者達に大いなる期待ができると感じました。

原料のお披露目ができる段階でまた報告いたします。