原料植物

南大隅町産・月桃

gettou

月桃は熱帯から亜熱帯気候の地域に派生し、日本では沖縄と九州南部でしか自生していません。ショウガ科の植物で、観葉植物としてまた健康茶として飲用されています。月桃の葉から抽出される油は甘く良い香りを放つため、アロマオイルや香料の原料として重宝されています。葉には抗酸化成分ポリフェノールが赤ワインの約30倍以上含まれていると言われています。鹿児島県南大隅町ではこの月桃が自然の一部として自生していて、ボタニカルファクトリーでは契約農家が栽培する良質な月桃を使用しています。

レモングラス

レモングラス 畑2 (1)

イネ科の植物で、インド南部や東南アジアに多く生息する植物。
レモンと同じ香味成分であるシトラールを含んでいるため、レモンに似た風味・香りがします。
ハーブティやスープ、カレーなどの料理に多く利用されるばかりか、インドでは伝染病や発熱時の薬草として用いられることもあります。
精油は世界中で香水などにも用いられており、利用価値の高い植物です。

ホーリーバジル

ホーリーバジル2 (1)

日本での正式名称はカミメボウキという名前で、サンスクリット語でトゥルシーと呼ばれています。インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では最高位のハーブとされ、「比類なきもの」と言われています。シソ科で葉は独特の甘い香りを放つことで知られている植物です。タイ料理などでも盛んに用いられていますが、オレアノール酸、ウルソール酸、ロズマリン酸などの成分を含んでおり、様々な用途に用いられています。近年の研究ではコレストロールを減少したり、糖尿病に関する治療薬としても効果的であることが発表されました。

ヨモギ

ヨモギ (1)

全国のいたるところに自生していますが、南大隅町の大自然に自生しているヨモギだけをボタニカルファクトリーでは使用しています。アスファルトに自生しているヨモギは、路上の汚染された大気で育っており、逆にコスメには不向きと考えています。
キク科の植物で、薬草として用いたり、食用として用いることで有名です。

ドクダミ

ドクダミ (1)

毒を抑えるという効果から来ている名前が由来の植物。
動脈硬化の予防作用や、すり潰したものは湿疹やかぶれなどに効果的で、日本や中国でも食用にできるほど多様性も。ドクダミという名前からは想像できませんが、臭気成分があり、抗菌作用もある万能薬として親しまれています。

ツバキ

椿花画像

ツバキから採集される椿油は食用や化粧品に用いられることで有名です。中国から日本、東南アジアなどに分布しており、花も美しいことから観賞用としても栽培されています。18世紀には欧米にも渡り、西洋椿としてたくさんの品種が生まれました。日本が産地のツバキオイルは世界三大オイルのひとつに含まれていて、オイルの神様と呼ばれています。保湿力や抗酸化力に優れているだけでなく、肌のトラブルを解決してくれる自然の恵みです。