ホーリーバジルを日本一たくさん使っている化粧品会社 

インド伝承医学アーユルヴェーダで「比類なきもの」として最高位とされるこのハーブ。

とにかく薬効もすごいようです。(スピリチュアル系の方々にも絶大な人気♪)

そして亜熱帯性植物のためニューデリーと同緯度にある南大隅町では、植生が合うためよく育ちます。

私達は、耕作放棄地対策の一環として、2013年に南大隅町と農業実証実験を踏まえ、植生の合致、栽培のしやすさ等を検証した上で栽培を開始しました。

そのようなホーリーバジル(別名:トゥルシー)は、ボタニカルファクトリー工場近隣の鹿児島県南大隅町佐多地区で大切に契約栽培されています。

*ホーリーバジルは化粧品表示名称で「カミメボウキ」と表記されます。

                      (契約栽培の圃場の様子)

契約栽培について

・農薬不使用、肥料や除草剤も使用せず、「自然農法」に近い形で栽培されています。

・毎年夏に生葉で約2トン以上収穫されます。収穫された生葉は、その日のうちに「瞬間冷凍保存」するものと、「乾燥保存」するものに選別されます。

・自社ブランド「ボタニカノン」では、そのハーブをメイン原料として、魅力がたっぷり詰まったラインナップ数多く生産しています。

インフュードオイルの抽出実験の様子


インフューズドオイル(浸出油)にしたらすごいグリーンに!

・このグリーンのインフューズドオイルは、ホホバオイルに乾燥のホーリーバジルを漬け込んで浸出油にしたものです。

・ボタニカノンでは、「バーム」と「リップスティック」の基剤として使用しています。

エキス抽出について

・インフューズドオイルと似たような色にはなりますが、こちらはエタノール(サトウキビ由来)で抽出したエキス。上の画像のビーカーに入っているように濃緑色になります。

・エタノール抽出では油溶性エキスと水溶性エキスを同時にバランス良く抽出されるため、最も薬効が期待される抽出方法です。

ホーリーバジル活用事例

1)エタノール抽出された原液100%のエキスは、バスエッセンス(入浴剤)として販売されております。

2)ホーリーバジルのBG抽出エキスを活用した美容液です。
その他、南大隅町産の月桃エキス、パッションフルーツエキスをあわせ、全体の60%が植物、果物エキスとして配合された、高濃度ボタニカルエキス美容液
          (商品ページは画像をクリック)

3)カミメボウキ(神目箒)と書かれるぐらい「目や目の周りに」に絶大な効果を発揮するホーリーバジル。その水蒸気蒸留水とエキスを40%以上配合。合成界面活性剤フリーのフェイス&リンクルケア用クリーム。
           (商品ページは画像をクリック)

4)摘みたてフレッシュな香りが漂う、「ホーリーバジル化粧水」の全ての水はホーリーバジルの蒸留水(瞬間冷凍のされた生葉)を使ってます。
          (商品ページは画像をクリック)

5)ホーリーバジルのインフューズドオイルとエキスを20%使用した「バーム」
           (商品ページは画像をクリック)。

6)ホーリーバジルインフューズドオイルの無香タイプリップスティック
           (商品ページは画像をクリック)

7)ホーリーバジル石鹸には、エキスと蒸留水、精油が使われています。
           (商品ページは画像をクリック)

8)乳液には、いずれも鹿児島県産のホーリーバジル、ゲットウ、芳樟、ティーツリーの蒸留水が使用され、水を使わず蒸留水のブレンドと植物油脂を乳化させた自然由来100%の乳液です。(商品ページは画像をクリック)

他社の事例

私達と同じ志を持つ、「QUONクオン」さんから、新しくホーリーバジル蒸留水が入った化粧水が発売されました。
↑この文章をクリックすると、商品ページにジャンプします。

クオンさんは姉妹ブランドCRECOSさんと共にナチュラル化粧品の製造販売をされている先輩に当たる会社で、オリジナルのオーガニック化粧品の製造も受託されています。

2019年に発売された「社会派化粧品」という本に私達とともに掲載された企業で情報交換をしながら仲良くさせていただいております。ご興味のある方はこちらも覗いてみて下さい。

薬効・効果について

・神秘的な魅力のハーブ、ホーリーバジルについては、2020年より鹿児島大学農学部とその効能や効果については共同研究を行っております。

・香気成分「オイゲノール」が抽出されます。オイゲノールを吸い込むことで抗ストレス、抗ウィルス、抗菌作用が期待されております。

・共同研究では、エキスのお肌への影響やお茶として引用した際の効果について研究中です

・薬効についてはこちらのコラムでも詳細をまとめてみました→ホーリーバジルその効果について

 

ホーリーバジルに魅了されて

このように、亜熱帯植物のホーリーバジルは、インドと同じ植生の亜熱帯地方「南大隅町」で育ったものが一番パワーがあるのではないかなとも思っています。

ボタニカルファクトリーでは、このようにホーリーバジルの契約栽培から、原料保存、原料抽出、化粧品への商品化までを一貫して行っており、日本一たくさん使って、たくさん開発している化粧品会社と言っても過言ではないかと思っています。

これからもますます、このハーブに魅了され続け、その本質(薬効、効果など)の解明に向けた努力をしたいと考えています。

エシカル&サスティナブルコスメ「ボタニカノン」もどうぞよろしくお願いします。
ボタニカノン公式オンラインショップ