ニッケイ(ケセン)のアロマオイル抽出

今日は、先日の台風で倒木した!?らしい、ニッケイといって別名「和製シナモン」の精油を採ってみることにしました。

持ってきてくださったのは、この街に住む「オーガニックライフマスター?!」の小岩さん夫婦。
小岩さんはこの町で赤米、黒米、古代米などを自然農で栽培されて、私達には「スイカズラ」や「ヨモギ」「ドクダミ」などを供給してくださる大変お世話になっている農家さんです。

鹿児島ではこの葉のことを「ケセン」といって、団子を包む葉として重宝されています。

そのため、普段は木を切っていただくことは難しいため採油することを諦めていましたが、先日の台風のおかげで?!大自然のおこぼれをいただくことに。

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こんな葉っぱで、木の枝からはまるで「シナモンロール」のようなあま~い香りが漂っています。

小枝と葉っぱごと粉砕機にかけて約2,500gで蒸気を当ててみました。

すると・・

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開始後およそ30分。上部に約10ccほどのアロマオイル発見!

辺り一面、シナモンとニッキが混ざったような甘い香りが立ち込めています。

 

鹿児島では温かいためか、常緑高木という種の木が沢山生い茂っています。

中でもクスノキ科の樹木が多く、今回私たちが新商品で世に送り出す化粧品の原料となります「芳樟」(Ho-Leaf)というアロマオイルと蒸留水もクスノキ科です。

今回のニッケイもどことなく芳樟のアロマオイルに似ているところもあり、とても深く甘い香りがしています。

香りをお届け出来ないのが、本当に残念です!

 

10月7日に「かごしま新特産品コンクール」にて、私たちの新ブランドが一挙に10商品発表されます。

鹿児島の素晴らしい大自然の素材を活かし、香りが奏でる植物たちのメロディーをぜひお楽しみ下さい!

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